Megumi あなたの周りに、毎日を幸せそうに過ごしている人はいませんか。それは環境や収入ではなく、ものごとの受け止め方や行動の習慣にあるかもしれません。
本記事では、幸せを感じている人の特徴を詳しく紹介。さらに、日々の生活に取り入れられる考え方や習慣を解説していきます。
幸せを感じている人の特徴
同じような環境で過ごしていても、幸せを感じる人と、そうでない人がいます。まずは、幸せを感じている人にはどんな特徴があるかを解説しましょう。
周りへの感謝を忘れない
人間は社会的な生き物であり、良好な人間関係は幸福感と深いかかわりがあります。そのため、幸せを感じている人は、どんなに小さなことでも周りへの感謝を忘れません。
たとえば、おいしいご飯を作ってくれる人や、親しくしてくれる友人に対して、「ありがたい」という気持ちを常に抱いています。常に感謝を忘れない人は周りからも愛されるため、幸福感の獲得へさらにつながっていきます。
物事をポジティブにとらえている
幸せを感じている人は、日々の出来事を前向きに考える力を持っています。ポジティブなだけではなく、困難な状況に直面したときでも、その中に意味や学びを見出せるのが特徴です。
たとえば、仕事で失敗したときは「自分が成長できるチャンス」だと考えて行動します。「成功するための改善策が見つかった」と前向きにとらえて、次につなげようと考えます。
目的や目標がある
人生において、何らかの目的や目標をもっている人は、総じて幸福感が高い傾向にあります。
目的意識を持って生活すると、「自分は今、何のために頑張っているのか」が明確になり、迷いや不安を感じにくくなるのです。一方で、なにも目標がないと毎日が漠然と過ぎてしまい、将来に対する不安や虚無感を感じやすくなります。
「この仕事に就くために、○○の資格をとりたい」「大きなプロジェクトを成功させて、会社を大きくしたい」など、目標はなんでも構いません。努力や小さな成功体験を積み重ねると、自己肯定感や充実感につながり、結果として人生全体への満足度を高めることができるのです。
感情の切り替えがうまい
幸せを感じている人は、ネガティブな感情に長くとらわれません。気持ちをすばやく切り替えて、悩み続ける時間をとらないのが特徴です。
もちろん、何かの失敗をしたときは原因を考えて、対策を講じるのが大切です。しかし、失敗して落ち込んだときの感情を抱えたままでは、建設的な行動がとれません。
このようなタイプは、他の人が失敗しても、必要以上になじったり怒ったりしないのも特徴です。次に上手くいく方法を一緒に考えたりサポートしたりするので、周りからも好かれている傾向にあります。
幸せを感じる方法はある？
考え方や行動を少し変えるだけで、幸せを感じられることがあります。ここからは、その具体的な方法を解説しましょう。
気持ちを切り替える方法を身に着ける
生きていれば、ストレスを感じたり悲しくなったりすることは避けられません。そんなときに、自分なりに気持ちを切り替える方法を身に着けていれば、必要以上に悩み続けることはなくなります。ストレスを感じたときは、次のような方法で切り替えてみましょう。
- あたたかい飲み物を飲んで、ゆったりと座る
- 好きな香りのアロマオイルを湯船に垂らして、入浴する
- ストレッチやウォーキングをする
たとえば、ストレッチやウォーキングなど体を動かしてみると、ストレスの原因になっている問題やネガティブな思考から一時的に離れられます。体が心地よく疲れるため、質のよい睡眠にもつながるでしょう。
好きな香りに包まれたり、あたたかい飲み物を飲んだりして、心身ともにリラックスするのも効果的です。「気持ちが沈んでいるときは、これをやるとリラックスできる」という方法を探しておくと、気持ちをリセットさせるのに有効です。
視点を変えてみる
幸せを感じている人でも、怒りや悲しみを抱くことはあります。しかし、彼らはこれらの出来事の視点を変えるのが上手です。
たとえば、嫌なことがあったときは「成長するチャンスだ」と考えてみましょう。ネガティブな面だけでなく、ポジティブな面はないか、視点を変えてみてください。
自分だけではポジティブな面が見えないときは、信頼できる友人などに話してみるのも効果的です。自分は失敗しただけだと思っていても、周りからは違った側面が見えるかもしれません。
自分の感情を受け入れる
どんなに優しく強い人でも、人のことをうらやまくなったり、嫉妬したりすることはあります。大切なのは、そうした感情を否定しないことです。気持ちに蓋をしてしまうと、自分自身がどんどん辛くなってきます。
自分が嫉妬しているときは、「自分は今こうやって感じている」という事実をまずは受け入れましょう。無理にポジティブになる必要はありません。
ひとしきり感情と向き合って気持ちが落ち着いてきたら、「なぜそう感じたんだろう？」という段階に移ってみましょう。もし疲れがたまって、小さなことでもイライラしてしまうのであれば、自分をケアする時間を積極的にとってみてください。
まとめ
幸せを感じている人は、周囲への感謝を忘れなかったり、明確な目標を持って日々を過ごしていたりするという特徴があります。こうした習慣や姿勢は、特別な才能ではなく、日々の意識づけや行動の積み重ねで身につけられます。
落ち込むことがあっても、自分の感情と丁寧に向き合い気持ちを整える力があれば、誰でも「今ある幸せ」を感じやすくなります。まずはできることから、自分なりの幸せを見つけていきましょう。
